このような疑問に答えます。
本記事の内容
- 生ごみ処理機「パリパリキューブ」の特徴解説
- 生ごみ処理機「パリパリキューブ」のメリットとデメリット【他社比較しつつ考察】
- 「パリパリキューブ」を購入する前に確認すべきこと
- 生ごみ処理機の商品詳細
この記事を書いている私は、住宅関連の会社時代に島産業の生ごみ処理機をお客様に紹介しました。かなり喜ばれたので、兄弟にもプレゼントをしました。島産業の生ごみ処理機の特徴について解説します。
これから島産業の生ごみ処理機を設置したいという方はじっくりとご覧ください。
生ごみ処理機「パリパリキューブ」の特徴
島産業の生ごみ処理機について結論からすると、値段が他のメーカーと比較すると格安です。しかも、生ごみ処理機らしからぬデザインが特徴で、生活になじみやすいのが特徴です。
乾燥させる処理方式
島産業の生ごみ処理機は室内に置くことを前提に考えられているため、生ごみを短時間で乾燥させて処理する方式です。
生ごみ処理機を利用して少しでも「臭いを抑えたい!」「ごみ捨ての頻度を少なくしたい」方におすすめ。
島産業製の生ごみ処理機は入れた生ごみはカラッカラに乾燥するのが特徴です。
ニオイも重さもカット
島産業の生ごみ処理機は当サイトでも紹介しているパナソニックと同様の処理方式を採用しています。ただし、パナソニックとの違いがいくつかあり内部の生ごみをかくはんする機能がない構造となっている。暖かく温風でシンプルに乾かす方式を採用。
乾燥方式の処理機に生ごみを入れると水分が抜けて、なんと1/5の重さになります。乾燥することで害虫もよらず衛生的というわけです。
生ごみの処理時間
パナソニックの生ごみ処理機は電源プラグをコンセントに差し込み、起動させる方式です。
生ごみ処理機を処理する時は水を切ってワンプッシュでオープン!そして生ごみを投入します。
水分が多く生ごみについているとその分乾燥処理時間が長くなりますので注意が必要です。
生ごみの処理時間の目安
標準モードと多めモードの2種類があります。
バスケット内部に入れるごみの量に応じて切り替えスイッチでモードを選択します。
選択したモードによって運転時間が変わってきます。生ごみをバスケットに7割以上入れる場合の乾燥までの時間は約9時間。それよりも少なく入れる場合は6時間かかります。
バスケット容量 | 運転モード | 表示ランプ | 運転時間 |
7割以下 | 標準 | 標準点灯 | 6時間 |
7割以上 | 多め | 多め点灯 | 9時間 |
正直なところかなりの時間が掛かります。これは、内部の温度が他社と比較すると極端に引くためです。安全性と静穏性を配慮しての構造なので、妥協すべき部分です。
起動する時の音
島産業の生ごみ処理機の起動音はとても静かです。数値にすると36dbほど。この36dbはどのくらいかというと「ひそひそ話」をするくらいの非常に小さな音です。
他のメーカーと比較すると、かなり小さな音です。後ほど比較しますが乾燥式は耳に付くほどではありませんが音はします。
音の静けさはトップクラス
温めて乾燥させるタイプの生ごみ処理機の中ではトップクラスの静けさ。静かな点は良いのですが、それには弱点もあります。
生ごみ処理機「パリパリキューブ」のメリットとデメリット【他社比較】
続いてはパリパリキューブのメリット、デメリットを説明していきます。
メリット
- 生ごみを捨てる頻度が減る
- 価格が格安
デメリット
- 乾燥させるための時間がかかる
メリット①生ごみを捨てる頻度が減る
島産業の生ごみ処理機を利用すると生ごみ1/5になります。乾燥式は熱で水分がとんでカラカラに!
生ごみも1週間に2度にペースで捨てているのなら、間違いなく半分以下の頻度になります。
生ごみ処理機は時間も削減することができる家電ですので、時短メリットが大きいです。
メリット②:デザインセンスが良い
カラー、配色、形状などデザインセンスが良いのも島産業ならではの特徴です。
生ごみ処理機専門メーカーの製品だけあり、実験と研究を重ねています。シンプルな構造でコストを安くし多くの方に好まれるデザインです。
色は、トリコロール・ブルーストライプの他、パリパリキューブライト アルファにはピンクゴールド、グレイッシュシルバーがあります。
メリット③:価格が安い
島産業の生ごみ処理機はとにかく価格が手ごろで購入しやすいのが特徴です。ショップのサイトを見るとデザインとお手頃価格が非常に目を引きます。
生ごみ処理機で乾燥タイプを初めて使う方でとにかく値段を重視したいのであれば、島産業のパリパリキューブとなります。
定番の生ごみ処理機との比較
- パナソニック:島産業の製品をパナソニックと比較すると、生ごみを処理する原理は同じです。パナソニックは3人以上の生ごみを処理できる容量がありますが、島産業のパリパリキューブは多くて3人がギリギリ。容量が小さいので多い生ごみを処理するのであればパナソニック製の方を選ぶべき。島産業の生ごみ処理機の方は圧倒的にデザイン性と価格で勝負している製品です。
- 伝然:島産業との比較において大きく異なる点は、生ごみ処理方式が全く異なります。ハイブリット方式といい、生ごみを本体に入れると内部に入っている処理材が分解します。臭いが出ないのと生ごみを機械から出す必要がなく全く手間がかならない。従って、島産業のパリパリキューブは伝然のハイブリットタイプとは構造が異なるため、一概に比較はしづらいです。
定番は上記のとおり。
コンパクトで低コストなものを選びたい場合に。
3人以上の家族であれば島産業のパリパリキューブではなくパナソニック製が良い。しかし、1人か2人で利用するのであれば島産業のパリパリキューブでも充分かと。省スペースタイプなので島産業の方が圧倒的に良いし、キッチンとの相性、デザイン性もかなり良い。
伝然は、生ごみ処理の悩みをゼロにできる分スペースは大きく必要
島産業製が生ごみ処理機の中では最もコンパクトであるのなら、伝然の生ごみ処理機は、置き場所を最もとる大容量生ごみ処理機となる。キッチンで出る燃える生ごみの悩み(クサイ臭い、ごみを捨てる頻度、電気代、液だれ、メンテンナンス)を考えたくない方向け。
そんなわけで、島産業の生ごみ処理機は、初めて生ごみ処理機を購入したい方におすすめ。
とにかく安いものが良い、少しでもいいから生ごみ臭さを軽減させたい方やガーデニングや家庭菜園、ベランダ菜園での生ごみの再利用を考えられている方。デザインに優れているものが良いのであれば島産業製がおすすめ。
デメリット①:ニオイが気になる
島産業の生ごみ処理機は少しニオイ(臭い)が気になります。乾燥式の生ごみ処理機はどうしても生の状態の食品を乾燥させるため、その乾燥の過程でどうしても特殊な臭いが発生します。
島産業の生ごみ処理機だからというよりは、乾燥タイプの生ごみ処理機だからということが正解です。
どうしても処理過程の臭いが気になるのであれば、ランキングでも評価されているハイブリッドタイプの生ごみ処理機でないと解決は難しいかなと。
パリパリキューブを購入する前に確認しよう
生ごみ処理機を購入する前に、生ごみ処理機の利用人数、量をよく把握しましょう。
島産業製の生ごみ処理機の能力
島産業製 生ごみ粉砕機:乾燥式 | 型式 PCL-33 |
利用人数 | 1人~3人 |
標準モード 最大約500g | 約6時間 |
多めモード 最大約700g | 約9時間 |
処理機本体は、コンパクト設計の為処理能力に限度がある。
省スペース化と価格が安めの生ごみ処理機を探しているのであれば検討すべき商品です。
臭いが敏感な家族がいて完璧に臭いをなくしたいということであれば、価格は断然高いが伝然社のナクスルの記事「ナクスルの値段はこんなに高い!それでも売れる理由はこれだ!」も参考にして頂ければとおもいます。